- ご利用時期
- 2015年4月〜
- ご利用商品・内容
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- ①授業評価アンケート用のオリジナルマークシート
18歳から88歳まで、全国約6,540名が学んでいるという日本大学通信教育部。通信授業だけではなく、直接授業であるスクーリングやメディア授業も用意されており、スクーリングで「授業評価アンケート」をご利用いただいています。なぜこの商品を選んでいただけたのか、教務課主任の中野様にお聞きしました。
業者を選ぶときはスキャネットさんを含め4社に提案をしてもらいました。いずれもマークシート方式による授業評価アンケートだったのですが、唯一、スキャネットさんだけ、マークシートのチェック方法が、塗りつぶしではなく“レ点”で対応できるということだったんです。他社は通常の塗りつぶし式のマークシートのみの提案でした。学生からすれば、塗りつぶすのではなくレ点でいいというのはかなりの時間削減になりますし、それだけで負担が減ります。これは大きな違いなのではないかと思いました。
今まで、授業評価アンケート用紙は、事前に授業ごとに受講者の人数分を用意して、封筒に入れて先生にお渡しするという作業を私たちが行っていましたが、今ではこの封入作業と、アンケート結果の出力作業、集計結果報告もすべてアウトソーシングでスキャネットさんにお願いしています。特に封入作業については、以前は職員が手分けしてやっていたので、これをお任せできる業者を探していたんです。トータルで考えると、私たちの工数が9割くらい削減できたのではないかと。スキャネットさんは、いつもとてもきめ細かくリクエストに応えていただけるので助かっています。
問題は、封入作業、発送作業、集計報告作業も込みでどのくらいのコストがかかるかということでした。実は、4社の中で2社は思ったより高く、スキャネットさんともう1社は同じくらいの値段だったんです。そこで後者2社で内容を見比べて、レ点の件、それからスキャネットさんは他の各種シートも出していらっしゃるので応用が効きそうだということも考えて結論を出しました。それと、営業さんのフットワークが軽そうだと思ったのも決め手のひとつでしたね。
授業評価アンケートに関する作業のほとんどを請け負わせていただいており、その内容に大変ご満足いただけているようです。
- ① 以前のアンケートは通常のマークシート方式+自由記述欄だった
- ② 封入作業を職員とアルバイトで手分けしてやっていた
- ③ シート印刷と簡単な集計だけで、それなりにコストがかかっていた
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- ①レ点方式で学生の負担が軽減し、自由記述欄の内容が充実するように
- 学生がアンケートに回答する時間は、長くて30分です。アンケートは5択の設問が15問、16問目が自由記述欄です。さらに性別、年齢、職業などの属性についてのチェック欄もあります。そのため塗りつぶしからレ点方式に変わったのはかなり労力の軽減になったと思います。その分、自由記述欄への回答率が上がりました。通信教育部の学生はもともと授業に対する熱量が高いのですが、コメントもそれを反映したものになっています。
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- ②封入まで任せることで、あとは先生に配布するだけでよくなった
- 以前、職員たちで行っていた封入作業はスクーリングの運営と並行して行っていたので、残業をして何とかこなすという状況でした。それが今はスキャネットさんに授業ごとに必要枚数を印刷して鏡文(送り状)を付け、封筒に入れてセットして送ってもらうところまでお任せしています。こちらではそれを先生にお配りするだけ。他の発送や集計に関する作業も含めて、以前私たちでやっていた作業の9割方はスキャネットさんの方で対応していただけているので、本当に助かっています。
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- ③以前の2割増し程度のコストで、サービスは格段に充実!
- 以前の集計報告は単純集計のPDFファイルと、マークデータをカンマ区切りでもらっていただけで、自由記述回答は教務課でコピーしたものを集めて先生方にお渡ししていたんです。現在は、集計結果に関しては先生用、大学用など用途別で分けて、スキャネットさんに見やすいデータを作ってもらっており、自由記述欄の回答もすべてテキストデータにしていただいています。そこまでお任せして、コストは以前の2割増し程度に抑えることができています。
授業評価アンケートの一番の目的は、先生方が授業を改善するためにアンケート結果を役立てていただくことです。その点では先生方から、結果がちゃんと見やすく出てくるので参考にしやすくなったという意見をいただいています。ただ、今後はシラバス(授業計画)があって、そこに過去の授業評価アンケートの結果が蓄積され、学生が授業を選ぶのにいつでも参考にできるという形にしていくのが理想かもしれません。実現するにはどんな仕組みを作っていけばいいのか、今はスキャネットさんとも相談をしながら少しずつその土台を作っているところです。また、授業出席カードもスキャネットさんにお願いしようかと検討しています。今後もいろいろと相談に乗っていただけることを期待しています。
日本大学通信教育学部様の授業評価アンケートには、ご担当者の中野様より、こうしたいという明確な目的、今後の目標についてお話をいただきながら、二人三脚で取り組んでおります。
実施にあたっては、スケジュールはじめ、決定事項を詳細に打ち合わせ、ご連絡のやり取りをし、納品までサポートさせていただいております。ただ任せていただくだけでなく、沢山ご意見、ご提案、ご要望をいただいた中で、ご納品までサポートできる事は、営業として大変頑張りがいがあります。
授業評価アンケートは大学様により、独自のシートデザインや質問内容、データのご利用用途などさまざまにあります。弊社では大学様のご希望される形で実施できるよう、させていただきます。
また、出席管理も各大学でそれぞれ方法がありますが、こちらも弊社の出席カードで学内全体、または先生個人単位でも導入できる方法はありますので、ぜひご紹介させていただければと存じます。
日本大学様は、多数の学部でのお付き合いをさせていただいておりますが、通信教育部様には日頃より大変お世話になっておりますので、今後とも末永いお付き合いの程何卒よろしくお願い申し上げます。